乳がん検診センター

乳がん検診センターすべての女性に生涯笑顔で過ごしてもらいたい
こころとからだの健康のために、もっと気軽に、もっと安心して検診を受けてほしい。
足立病院では、専門の医師、技師(全員女性)と最新の設備を整えて、乳がん検診の普及に努めています。

診療科目

  • 乳がん検診
    (任意型一般検診・企業検査・市民乳がん検診)
  • 妊婦乳がん検診
    (当院へ通院中の妊婦さん対象)

乳がん検診センター診療時間

9:00~11:30
13:30~15:30
17:00~19:30

…女性医師
※土曜日は不定期

注意事項

  • 日曜・祝日は休診です。
  • 年末年始・お盆の休診日については年度によって変わりますので、来院前にお問い合わせください。
  • 土曜日の診療は不定期となっております。お電話にてお問い合わせください。
  • 乳がん検診センターは完全予約制となっております。当日枠はございませんので予約の上ご来院ください。

乳がん検診へのよくあるご質問

乳がん検診の内容と流れは?タイミングや服装などは?

まず問診票に症状や家族歴などをご記入いただきます。
次にマンモグラフィになります。マンモグラフィは乳房を左右片方ずつ2方向から撮影します。
続いて超音波検査を行い、診察室にて画像結果をご説明いたします。
服装は上下のセパレートがおすすめです。
乳がん検診の際は、制汗剤使用はお控えください。また月経前は女性ホルモンの影響で乳腺への血流が増し、乳腺組織も増殖傾向にありますので、全体に乳腺が腫れているように触診では感じられます。検診時期は月経後がおすすめです。

乳腺濃度って何ですか?

乳房の内部は主に脂肪と乳腺組織からできており、乳腺組織が多く存在している状態を「乳腺濃度が高い」といいます。
乳腺濃度の高い人のマンモグラフィは真っ白にみえます。しこりも白く写るため「乳腺濃度」の高い人ほど腫瘤を見つけにくくなるのです。乳腺濃度が高い乳房のことを英語で「デンスブレスト(dense breast)」といいます。

デンスブレストなのですが、乳がん検診はどうしたらいいですか?

デンスブレストはがんをみつけにくい上に、乳がんの発症リスクが高くなります。その場合、超音波検査が乳がんの発見に役立つことがあります。
マンモグラフィでは乳腺も乳がんも白く描出されますので、その区別が難しいのに対して、超音波検査では、乳腺は白く、多くの乳がんは黒く描出されるため比較的発見しやすいという利点があります。デンスブレストの方は、超音波検査の併用をおすすめします。

マンモグラフィの被ばくは身体に影響はありますか?

マンモグラフィで乳房が浴びる吸収線量は1〜2mGy(実効線量では0.05〜0.15mSv)です。
私たちは日頃から、宇宙線や大地、体内の放射能などから気付かぬうちに年間約2.40mSvの自然放射線を浴びています。東京からサンフランシスコまで飛行機で移動する際には0.038mSvもの自然放射線による被ばくを受けます。自然放射線による被ばくのことを考えると、マンモグラフィによる被ばく量では人体に何らかの影響を及ぼすことは決してないと言えます。

マンモグラフィと超音波検査のどちらがいいですか?

基本はマンモグラフィ+超音波検査をお勧めします。
40歳未満では乳腺が発達しているためマンモグラフィ検診を受けても乳腺の異常がわかりにくく、エコー検診の方が異常を発見しやすい場合があります。また40歳代では、超音波検査をマンモグラフィと併用するとマンモグラフィ単独より多くの乳がんがみつけられることがわかっています。
超音波検査は、マンモグラフィのように微細な石灰化を写すことには適していませんが、小さな病変を見つけることができ、痛みはなく、X線を使わないので妊娠中でも検査が可能です。

妊娠中や授乳中に検診は受けれますか?

妊娠中に不必要なX線撮影はしないという考えから、妊娠中あるいは妊娠の可能性がある場合には、被ばくの影響のない超音波検査がよいでしょう。
授乳中でもマンモグラフィ撮影は可能ですが、乳汁により乳房の状態の把握が難しくなることが多いため、まずは超音波検査をおすすめします。
妊娠中や授乳中は、乳腺が発達して胸が張るため、乳がんの発見が遅れやすいので、何か気になる症状があれば受診しましょう。断乳後の定期検診の再開が望ましいです。

マンモグラフィは痛いですか?

マンモグラフィは圧迫板で乳房をはさんで撮影するため、痛みを感じることがあります。圧迫は診断に必要なよい写真を撮るために重要であり、また放射線の被ばく量を軽減します。
圧迫される時間は数秒程ですが、痛みには個人差があるため、激しい痛みや耐えられない痛みを感じた場合は無理をしないで、放射線技師に伝えてください。

乳がん検診の受診は生理中でも大丈夫ですか?

月経前は女性ホルモンの影響で乳腺への血流が増し、乳腺組織も増殖傾向にあるので、全体に乳腺が腫れているように触診では感じられます。
生理後の方が、乳房の張りが減ってマンモグラフィ、超音波検査などわかりやすいので生理後の方がおすすめですが、生理中でも検査は可能です。

乳がん検診は何歳から、どのくらいの頻度で受けるのがよいですか?

自治体の検診は厚生労働省の指針に従って、40歳以上の女性に2年に1回のマンモグラフィ検診を行っているところが多いです。乳腺外科クリニックでは任意検診として1年に1回のマンモグラフィ+超音波検査を推奨している施設も多いです。
乳がんにかかる人は30代から増加し始めますので、30歳になったら、どのような検診を受けるべきか医師に相談して、ぜひ検診を受けてください。
また20代でも血縁に乳がんの方がいるなどのリスクが高い方は検診を受けることをおすすめします。

豊胸手術をしていますが、乳がん検診は可能ですか?

超音波検査のみ検査可能です。安全のため、問診時に申告をお願いいたします。

小さい子どもがいるのですが、一緒に受診可能ですか?

お子さまの安全のため、院内託児(お子様1名につき550円)をご利用いただいております。詳しくはお電話にてお問い合わせください。

乳がん検診と子宮がん検診を同じ日に受けることはできますか?

可能です。予約時にお伝え下さい。

お子様一時預かりのご案内

安心して診察をうけていただくために、お子様の一時預かりをおこなっています。
足立病院にて診察中の患者様のお子様の「一時預かりサービス」によりお預かりさせていただいておりますが、平成30年1月4日より新しく設けました「シンフォニア御池Ⅱの1階託児ルーム」もしくは「2F託児ルーム」にてお預かりさせていただきます。
アイセイ薬局第2烏丸御池店に向かって右側のガラスの引きドアより階段をお上がりください。お預かりできる対象診察や方法などは下記をご確認ください。