お産について

2025.06.04

胎児ドック外来が始まりました!

足立病院で、赤ちゃんの健康をもっと早く、もっと丁寧に見守るために。

■ 胎児ドックとは?
妊娠中に行う特別な超音波検査です。
赤ちゃんの臓器の形や発育の様子をくわしく観察し、生まれつきの病気(先天性疾患)を早期に見つけることを目的としています。
通常の妊婦健診よりも細かい観察を行い、専門的な知見に基づいたスクリーニングを行うのが特徴です。

✔️ 染色体異常(トリソミー21, 18, 13など)のリスク評価
✔️ 心臓・脳・骨・腎臓・消化器などの構造的異常のチェック
✔️ 胎盤・臍帯の位置、羊水量などの評価

■ 検査のタイミングと内容
検査の種類実施時期主な観察ポイント

初期ドック 妊娠11週0日〜13週6日
– 首の後ろのむくみ(NT)
– 鼻骨の有無
– 心拍・臓器の位置
– 染色体異常のリスク評価(21・18・13トリソミー)
– 四肢や頭蓋の形

中期ドック 妊娠18週0日〜20週6日
– 脳・心臓・腎臓などの内部構造
– 背骨・四肢の形成
– 顔面(口唇裂など)
– 性別の判別
– 羊水・胎盤・臍帯の状態

✅ より重大な異常ほど、妊娠初期に見つかる傾向があります
✅ 中期検査では、形態的な異常の多くが見つかるとされています

■ どんな方におすすめ?
赤ちゃんの健康が気になるすべての妊婦さんご家族に先天性疾患のご不安がある方NIPTなどで異常はなかったが、超音波でもしっかり確認したい方妊娠中の不安を少しでも減らしたい方

■ 知っておいてほしいこと(注意点)
すべての病気を発見できるわけではありません染色体異常の確定診断(例:羊水検査など)は含まれていません出生後に初めて明らかになる病気もあります発達・知的能力などについては予測できません

■ 費用(いずれも自費診療)
検査内容  時間     費用(税込)
初期ドック 約15〜30分 33,000円
中期ドック 約20〜30分 22,000円

※赤ちゃんの姿勢や状況により、検査に時間がかかることがあります

■ ご家族の同席もOK!
赤ちゃんの様子をご一緒にご覧いただけます。
心音や動きなど、ご家族で“はじめての出会い”を体験してください。

■ ご予約・お問い合わせ
足立病院 産科外来までお電話、または窓口でお申し込みください。

担当医:副島 周子(産婦人科専門医/胎児診断担当)

2024.04.02

西院レディースクリニックで足立病院の妊婦検診ができます

4月1日に開院したばかりの『足立病院 西院レディースクリニック』では、足立病院の妊婦検診を受けていただくことができます。お近くにお住まいの方は、ぜひご利用ください。

足立病院 西院レディースクリニック
〒615-0066
京都府京都市右京区西院四条畑町1-11
Tel: 075-321-1112
https://saiin-lc.com/

2024.01.16

陣痛時からの立ち合いが可能になります【1月18日から】

感染予防のため、いままでご家族の立ち合いを分娩時のみに限らせていただいておりましたが、1月18日(木)から陣痛時からご家族1名様に限りお立会いいただけるようになります。詳細は入院時にスタッフにお尋ねください。

2023.07.01

お子様の分娩たちあいを再開いたします

7月3日(月)から、お子様の分娩時たちあいを条件つきで再開いたします。

当院では、本年5月から大人のご家族1名様の分娩たちあいを再開しておりましたが、このたび大人1名様にくわえてお子様にたちあっていただけるようになります。たちあいには、以下の条件がございますので、ご了承ください。

① 分娩室でのたちあいは、大人は1名、お子様は人数制限なし。
  オペ室でのたちあいは、スペースが狭いため大人1名、お子様1名まで。
② 妊産婦様は入院前(38週)のPCR検査、大人のご家族はたちあい前の抗原検査が必要です。
③ 院内では、どなたさまも必ずマスクをご着用ください。

なお、お子さまの分勉室立ち合いの際にはスリッパまたは上履きの持参をお願いします。

妊産婦様とご家族にとって、あたらしいいのちの誕生があたたかく、安心なものでありますように、当院はひきつづき努力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

2022.09.06

たちあい出産を条件つきで再開いたします

コロナ流行第7波の影響で721日から中止しておりました、たちあい出産を、97日午前9時以降に入院された方から条件つきで再開いたします。たちあい可能な条件は以下のとおりです。

 

①たちあいはご家族お一人

 

②たちあい者は3回目の新型コロナワクチンまで接種済みであること

 

③たちあい直前に実施する抗原検査で陰性であること

 

④たちあい時間は30分間

 

たちあい出産を希望される方は、たちあいをする方のワクチン接種証明書が必要になります。入院される際に、ご持参ください。

 

まだまだ予断を許さない状況ではありますが、できるかぎりお産のあるべきかたちでおかあさんとご家族をお迎えできるよう、今後も体制を整えてまいります。

2022.05.16

流産絨毛染色体検査(POC検査)が保険適用となりました。

2022年4月より流産絨毛染色体検査(POC検査)が、保険適用となりました。保険を使ってこのPOC検査を行うには、施設認定が必要とされています。京都府下では当院を含めて限られた施設で行われています。

不育症に対する診断・治療の目的で本検査を行った場合、保険適用があります。

 

POC検査の保険適用には諸条件がございます。「今回のケースは保険適応できるのか?」「詳しい保険適用の諸条件を聞きたい」などのお問合せに関しましては、当院産婦人科075-221-7431(平日月曜日~金曜日午前900~午後5時)までお気軽にご連絡ください。

2022.03.29

胎児心エコー外来のお知らせ

当院では、胎児心エコー専門の医師がおなかの赤ちゃんの心臓に異常がないか、通常のエコー検査よりも詳しく検査するスクリーニング検査を実施しております。

妊娠2528週ごろの妊婦さんで、希望のある方はどなたでもご予約いただけます。当院の予約ページから、「胎児心エコー(27週頃)」を選択してご予約ください。診察当日は、当院本館1階、小児科受付までお越しください。

診療時間:月・火・水・金の午前
料金:3850

2021.11.25

12月30日の産後健診・乳幼児健診について

12月30日(水)は通常行っております午後の産後健診および乳幼児健診は休診ですが、同日の午前に実施いたします。

小児科、産科とも2週間健診、1か月健診の方に限らせていただきます。

患者様におかれましては、年末診療につきご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

2021.09.10

乳がん検診と新型コロナワクチン接種との間隔について

新型コロナワクチン接種後の副反応として、わきの下のリンパ節の腫れが報告されています。これは良好な免疫反応を獲得している兆候で心配はございませんが、乳がん検診のマンモグラフィや超音波の画像診断に影響を及ぼすことがあります。
日本乳癌検診学会から「乳がん検診にあたっての新型コロナウイルス感染症への対応の手引き」が示され、検診はワクチン接種前に行うか、2回目ワクチン接種後6週間~10週間の間隔をおいてから行うことが推奨されています。そのため、検診希望の方は受診日の調整をお願い致します。調整が困難な場合、ワクチン接種時期と接種部位の確認をさせていただきますのでご協力をお願いいたします。
なお、自覚症状がある方や経過観察中の方は期間を気にすることなく、乳腺外科をご受診ください。

2020.12.17

助産師外来・母乳外来の実施場所変更について

当院での助産師外来及び母乳外来の場所が、1221日(月)からのみのりの家の工事により「小児科外来内」に変更します。ご予約の方は本館1階小児科外来に直接お越しください。月齢が3か月以降のお子様は可能な限りご家庭での保育をお願いいたします。

2020.07.27

USB録画廃止のお知らせ

2020年81日より、現在行っている妊婦健診超音波画像のUSBへの録画を廃止致します。

これまでも度々、機械の故障や操作ミスなどにより、ご迷惑をおかけして参りましたこと、現在スマートフォンなどの簡便な録画機器をほとんどの方がお持ちのことなどから、廃止を決定致しました。

現在、ご家族の付き添い受診も制限させて頂いておりますので、超音波画像の録画はご家族に見て頂くためにも大切かと思います。

妊婦健診時の超音波画像は、ご自分のスマートフォン、デジタルカメラ、ホームビデオなどで、ご自由に撮影して頂くことができます。
ただし撮影された写真・動画につきましては、各種投稿サイトへの投稿、SNSへのアップロードの際に「他人が写りこんでいないか」「個人情報が写っていないか」「医療スタッフが写りこんでいないか」「医療スタッフの説明の音声が入っていないか」などをご確認ください。

 

同様の理由により、2020711日より、分娩時のUSB録画も廃止とさせて頂きました。

 

感染予防の観点からも当院の決定にご理解、ご協力頂けますよう、よろしくお願い致します。

2020.06.01

分娩時の立会いについて

これまで、新型コロナウイルスの感染対策の一環として見合わせておりました、分娩時のご家族さまの立ち合いを段階的に再開しております。ご家族さまが他府県在住の方であっても、お一人さまに限り立ち合い可能としております。ご家族様の分娩時の立ち合いについてご質問ございましたら、外来スタッフにお気軽にご相談ください。

2020.04.27

産婦人科外来診療時の敷物・掛物供用の廃止について

足立病院・産婦人科外来では、感染予防のため、診療時のバスタオル等の敷物・掛物、また授乳中のクッションの供用を廃止することとしました。

診療時に敷物や掛物をご使用の場合は、バスタオルやひざ掛けなどをご持参ください。

院内感染予防にご協力、よろしくお願い致します。