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お知らせ

2014.03.19

2013年治療成績報告

2013年の当院生殖内分泌医療センターの治療成績をご報告いたします。

 2013年(1月から12月)の間に妊娠された方は1296名でした(流産された方を含む)。このうち体外受精-胚移植法などの生殖補助医療によって妊娠された(胎嚢が確認できた)方は765名で、妊娠された方の約60%を占めました。その他、タイミング療法での妊娠が360名、人工授精での妊娠が171名でした。人工授精の妊娠率は6.3%(171/2699治療周期)となり、昨年度の7.0%から低下しましたがこれは主に対象患者様の高齢化によるものと推察されます。
 生殖補助医療における採卵の総数は2815件、凍結胚移植の総数は1316件でこの二つを合わせた日本産婦人科学会ART登録症例数は4131件となりました。胚移植あたりの妊娠率は35.1%(765/2177)でした。
 当院では採卵数が多い場合、良好な成績が期待できる凍結胚移植を積極的に行っていますので、凍結胚移植件数が新鮮胚移植件数に比べて多くなっています。新鮮胚移植での妊娠率が低いのは卵巣機能が低下している方の割合が相対的に多いためです。採卵時の卵胞刺激法では、自然周期採卵が全体の69%(残りの31%がGnRHa使用調節刺激法)を占めました。
 精巣内精子を用いた顕微授精(TESE-ICSI)により20名の方が妊娠されました。胚移植あたりの妊娠率は新鮮胚移植で33%、凍結胚移植で50%と良好でした。これは女性側の年齢が比較的低いことと、精子回収技術の進歩(micro-TESEの導入)に起因していると思われます。

●生殖内分泌医療センター 2013年治療成績
http://adachihospital.5checkit.com/medical/reproductive/result.html

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