産婦人科病院として109年の歴史を持つ足立病院は女性の一生をサポートする女性の総合医療の実践を目指して日々努力を続けています。現在、産科・婦人科診療に加え、助産師外来、腹腔鏡外来、小児科、生殖内分泌医療センター、乳腺外来、検診センター、子育て支援センターを併設していますが、この度新たに「婦人科・腹腔鏡外来」として婦人科系診療をリニューアル、専用のスペースでよりいっそう充実した診療が可能となりました。
婦人科・腹腔鏡外来では、子宮筋腫、卵巣のう腫、子宮内膜症、子宮がん検診、更年期障害などの婦人科疾患を専門に診察させていただきます。また、卵巣のう腫や子宮筋腫などで手術が必要な方のために「婦人科手術センター」を新たにオープン、最新の腹腔鏡手術システムや子宮鏡手術システムを備え、さまざまな良性婦人科疾患手術への対応が可能になりました。外来や手術はこれまで長年にわたり婦人科診療・婦人科手術に携わってきた専門の医師が担当し、手術が必要な患者さまへ手術から術後のフォローまで責任を持ってあたらせていただきます。また、疾患が悪性の疑いがある場合など当院で対応が困難な場合には、大学病院などの高次医療機関と連携を取りながら検査・治療にあたります。
今回、「婦人科・腹腔鏡外来」を専門外来としてリニューアルし、妊婦検診の皆様、婦人科受診の皆様へそれぞれ独立した専用の診療スペースを提供させていただけるようになったことで、より落ち着いた環境で診察を受けていただけることと存じます。
今後は検診センター・乳腺外来と連携しながら、女性の健康にとって大変重要な子宮がん検診や乳がん検診についても診療体制と環境・利便性を整えてまいりますので、是非ご利用下さい。
新しいステージに立った足立病院にご期待下さい。

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(足立病院 副院長 / 京都大学医学部臨床教授 / 日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医)
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1974年 京都大学医学部卒
1981年 京都大学大学院
米国エモリ-大学客員助教授、愛媛大学産婦人科助教授、田附興風会医学研究所北野病院産婦人科部長を経て2007年8月より現職。
日本産科婦人科学会認定専門医 日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医 京都大学医学博士 京都大学医学部臨床教授。 日本産科婦人科学会代議員、日本産科婦人科医会代議員、日本産科婦人科学会近畿地方部会理事など。
腹腔鏡下手術、不妊症治療が専門分野。
Best Doctors in Japan 2006 ~ 2007 に選出された。

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(足立病院 副院長 / 検診センター長)
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1996年 京都大学大学院修了
1996年より京都大学医学部付属病院助手、2001 年7 月より滋賀県立成人病センター婦人科部長、2007 年4 月より国立病院機構京都医療センター婦人科医長、2011 年4 月より現職。
日本産科婦人科学会認定専門医 京都大学医学博士 日本婦人科腫瘍学会専門医・評議員、日本がん治療認定医機構がん治療認定医・暫定教育医、日本周産期・新生児学会新生児蘇生法(専門コース)インストラクター
婦人科手術、腹腔鏡下手術、婦人科腫瘍が専門分野。
2012年2月6日現在
| 9:00〜13:30 | 畑山 博 須戸 龍男 眞田 佐知子 井上 卓也 (婦人科) |
畑山 博 戸城 えりこ 須戸 龍男 |
井上 卓也 矢野 樹理 戸城 えりこ 須藤 慎介 今井 麻里 (婦人科) |
須戸 龍男 山出 一郎 眞田 佐知子 竹中 章 今井 麻里 (婦人科) |
畑山 博 草開 恵里子 井上 卓也 |
畑山 博 草開 恵里子 井上 卓也 今井 麻里 (婦人科) |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 13:30〜15:00 | 井上 卓也 立入 智恵子 |
草開 恵里子 立入 智恵子 |
須戸 龍男 立入 智恵子 矢野 樹理 (婦人科) |
戸城 えりこ 草開 恵里子 |
眞田 佐知子 戸城 えりこ |
須戸 龍男 | |
| 17:00〜19:00 | 須戸 龍男 | 草開 恵里子 | − | 須戸 龍男 | 須藤 慎介 | − | |
- 女医をご希望の方はお気軽にお問合せ下さい。
- 臨時変更の場合がありますので、来院前に電話にてご確認下さい。
- 日曜日・祝日は休診日となっております。
- 午前診の受付時間は15時まで、夜診は19時までになります。
- 土曜日のみ、受付時間は12時までとなります。
- 今井 麻里先生は子宮がん検診のみとなります。
- 赤い部分は婦人科になります。
矢野 樹理 水曜日午前診9:00~12:00、午後診14:30~16:00
井上 卓也 月曜日午前診9:00~12:00(金・土の午前中も診察可能)
井上 卓也 月曜日午前診9:00~12:00(金・土の午前中も診察可能)
山出 一郎 木曜日午前診9:00~12:00
お腹に小さな穴を数カ所あけて、小型カメラで見ながら行う手術法です。 短期間の入院で済み、傷の痛みも少なく、美容的にも優れています。
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子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮内膜症、不妊症などが対象となります。 悪性が疑われる場合は当院では対象となりません。
また足立病院では腹腔鏡の緊急手術は行いませんので、子宮外妊娠は対象外です。
先端に電気メスのついた子宮鏡(レゼクトスコープ)を用いて、子宮内腔病変を切除します。お腹に傷が無いため、体への負担の少ない手術です。
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子宮粘膜下筋腫、子宮内膜ポリープなど

卵巣にできる腫瘍(できもの)を卵巣腫瘍といいます。その中でも、中に液体がたまっているものを「卵巣のう腫」と言います。嚢腫の中身は、水に近いものから脂肪、血液など様々です。通常卵巣腫瘍があるだけでは何も症状を感じることはありませんが、茎捻転といって茎がねじれたり破裂したりすると突然強い痛みを起こします。ですから、症状が出るまでに早期に見つけておくことが大切です。腹痛や腹部の違和感などの症状があるときだけではなく、女性の方は定期的に婦人科の診察を受けて子宮がん検診を受けるとともに卵巣腫瘍がないかのチェックを受けられることをお勧めします。
卵巣嚢腫は一度できると自然に治癒することはなく、治療のためには手術が必要になります。通常、腫瘍の大きさが5-6cm以上になれば手術が勧められます。手術には腹腔鏡下手術と開腹手術がありますが、術前の画像検査(超音波検査やMRI検査)や腫瘍マーカなどで悪性の疑いがなく良性と判断された場合には、ほとんどの症例で腹腔鏡下手術を選択することが可能です。卵巣腫瘍がみつかった場合や、治療法に迷われたときはご相談下さい。セカンドオピニオンについても承っております。

子宮は平滑筋という筋肉からできていますが、その平滑筋がコブのようになってできた腫瘍が子宮筋腫です。子宮筋腫は決してまれな病気ではなく、30歳以上の女性では20-30%にみられるとされています。ですから、子宮筋腫があるというだけでは治療の必要はありません。子宮筋腫はできる位置により、粘膜下筋腫・筋層内筋腫、漿膜下筋腫に分類されます。粘膜下筋腫や筋層内筋腫では、過多月経から貧血になったり不妊症の原因になったりすることがあり、そのような場合には治療が必要です。治療には薬物治療と手術があります。薬物治療はGnRHagonistという薬で体を閉経後と同じ状態にする、いわゆる偽閉経療法が行われます。ただし、薬物療法では筋腫は縮小しますが治癒はしないので、主に閉経までの逃げ込み療法や手術前に筋腫を小さくする場合などに行われます。手術には筋腫のみを摘出する子宮筋腫摘出術と子宮全摘術があります。また、腹腔鏡下手術と開腹手術があります。当院ではいずれの種々にも対応が可能です。それぞれの術式にメリットやデメリットがあり、患者様の筋腫の状態や年齢・ライフスタイルを考慮し十分相談しながら治療方針を決めています。
また、子宮内に筋腫が突出している粘膜下筋腫は特に過多月経などの症状が多く見られます。このような筋腫の場合、子宮の入り口から子宮鏡という内視鏡カメラを挿入し筋腫を摘出する子宮鏡下子宮筋腫摘出術が可能です。この手術はお腹を切らないため体への負担が少なく、入院も1日か2日で済みます。粘膜下筋腫の症状でお困りの方は是非ご相談下さい。

子宮内膜症は、子宮内膜の組織が卵巣や腹膜などで発育・増殖する病気です。原因は不明ですが、女性ホルモンにより発育が促進されると言われています。子宮内膜と同じく月経時に出血するため、炎症や癒着が起こり月経痛や痛みの原因になります。卵巣に子宮内膜症が起こった場合には古い血液を含むのう腫ができ、これは一般的にチョコレートのう腫と言われています。
子宮内膜症は月経困難症や腹痛などの症状を起こすことが多く、また不妊症の原因にもなるため治療の対象となりやすい疾患です。治療には薬物治療と手術治療があります。薬物治療にはGnRHanalogueやダナゾール、低用量ピル、黄体ホルモン製剤など種々の選択肢があり、病状や症状に応じて選択していますが、最近副作用が少なく長期間服用できる薬剤も開発されていますのでご相談下さい。
チョコレートのう腫は破裂し強い腹痛が起こることがあり、また最近チョコレートのう腫から卵巣がんが発生することも稀ではないということが解ってきました。こうした理由から5cmを超えるようなチョコレートのう腫の場合には手術をお勧めしています。手術にはのう腫のみをくり抜く方法と卵巣全体を摘出する方法がありますが、多くの場合腹腔鏡での手術が可能です。


