医療法人財団 足立病院 看護部

院長のことば

京都で100年以上の歴史がある産婦人科病院です。

足立病院の創立は1902年。長い歴史を持つ町、京都において100年以上の歴史がある病院です。現在では年間でおよそ1500件(京都市で生まれる新生児の10人に1人は足立病院で生まれている計算になります)の分娩を行っていますが、この100年の歴史の中でどれほど多くの命が足立病院で誕生したことでしょう。

夫婦が出会い、結婚し、子どもの誕生から始まる家族の歴史。日々お産に立ち会う中で、私はそれぞれのご家族の「新しい命を迎える瞬間」の尊さ、素晴らしさにしばしば心を打たれます。特に不妊に悩むご夫婦が無事に出産にたどり着き、産声を聞いたときの感激は、産婦人科医としては至福の時です。

もう1度子どもを産みたくなる病院に。

現在、足立病院では、従来の産婦人科医療だけではなく、「命」の誕生の周辺で必要とされる医療を実施しています。まずは夫婦の共同作業としての安全なお産を、そして安心して子どもを育てられる環境作りにも取り組んでいます。

少子化が進む社会においては、よりお産が大切にされ、もう1 度子どもを産みたくなるような質の高いケアを用意することこそ、私たち医療従事者が「家族」の方々のためにできる最大のことではないでしょうか。

退院時に「また来てください」と笑顔でお伝えできる病院は、産婦人科病院だけなのですから。

昨今の激変する社会状況を見ると、今日の子育てには多くのサポートが必要とされていることを痛感します。「子ども」を持つことで得られる喜びと、育てる楽しさを足立病院がともに支え、分かち合っていけたら。小児科を開設したのも、マミーズスクエア(足立病院子育て支援センター)を設置したのも、「子ども」をいう次世代への大切な宝物を、病院も一緒になって育てていくお手伝いが出来ることで、より多くのご家族が安心して出産し、子育てができるのではないかと感じたからです。

また不妊症の治療では、「不妊は夫婦の病気」という基本スタンスのもと、いち早く男性不妊にも対応するなど、先進的な取り組みを展開し、体外受精、顕微授精など最近の治療においても高い実績を上げ、多くのご夫婦より評価をいただいています。

21世紀、家族新時代の病院へ。より多くの方の力が必要です。

多くのご家族が、満足できるお産から子育てに幸せなスタートを切り、その子どもたちが成長してまた新しい家族を築く。巡り来る命への出会いと、それをはぐくむ喜びを手助けすることこそ、これからの産婦人科病院の果たさなければならない大きな役割ではないでしょうか。
21世紀、家族新時代の病院へ向かって、足立病院は挑戦し続けます。
そんな足立病院で一緒に仕事をしてみませんか。
多くの方のご応募をお待ちしております。